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小学校で演奏

だんだん暖かい日が増えてきて、春に近付いているのを実感できるようになってきました。心なしか、気持ちにも余裕が生まれてきた気がします。

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そんな暖かい陽気の中、昨日はオーケストラで小学校に訪問し、体育館で演奏をしてきました。定期演奏会だけでなく、1年に1回〜2回ほどこういう演奏会をやっています。

私は指揮としゃべりをやりました。本番で指揮をしたのは2回目。過去にやったことがある曲を選んだとはいえ、前の週に1時間、当日に1時間の練習で本番を迎えたので、私も団員も練習不足。なかなか難しかった。

今まで、ほとんど練習でしか指揮を振っていなかったので、基本的にオーケストラの演奏を聴いて指摘するだけで、ほとんど受身でした。自分がどうやりたいとかそういう主張は何もする必要が無いわけです。

でも、今回は本番。しかも練習不足。ほとんど指摘はしていない。ところが、これが面白かったんです。

  • こっちのやりたいことを演奏中に指示する。その楽器の方を見る。気がつくと、次から指示したようにしてくれる。
  • その楽器を見ても、こちらに気づいていないと、何も変わらない。
  • 何かオーケストラで事故が起こりそうになると、私を見る。私が先に気づいてから奏者を見ると、事故に気づく。そこできっちり振ってみるとそれが解消する。
  • 当然ながら振り方でオーケストラのテンポも変わるし、表現も変わる。
  • 変えたい時に、その人の目を見ると伝わる。

などなど。

指揮はコミュニケーションである、というのがよくわかりました。もちろん、練習の際に指示するというのもありますが、細かくやっていると確実に時間は足りないですし、言葉だからってすべて伝わるわけではありません。結果は積み重ねな部分もありますが、その都度起こることやライブ感から生まれるものもある。そういう意味で、演奏でコミュニケーションすることはとても重要です。もしかすると、リーダーというのは基本的にそういう役割なのかもしれません。

こんなことを思いながらの演奏後は、お客さんが盛り上がってくれ、喜んでくれたようです。クラシックでもこういう演奏会をやると、毎回反応がすごいのに驚きます。実感としては、定期演奏会以上。もっとやりたい気持ちになります。

同時に、本番で指揮を振るのが楽しいと思ってしまいました。プレッシャーも大きく、ひとつ間違うと団員の信頼が落ちるので、とても怖い役割ではありますが。

次はどうしよう。いろいろアイデアが浮かんできています。