ゴールデンウィークが終わる…

ゴールデンウィークが終わろうとしています。毎年この時期に所属オーケストラの演奏会をやっているため、今回も音楽三昧でございました。

いやー、今回も難しかった。何十回も演奏会に出ているけど、半年に1回の演奏会だと、ステージに立つ感覚を忘れかけてしまう。やってみるとやっぱり難しい。大きいホールをどう鳴らせればいいか、客席までどう音を届ければいいか。毎回力の足りなさを実感する。いや、力の無さはよくわかっている。じゃあ我々は一体何を目指せばいいのだろうか。

もう永遠に到達できないことはわかっているんです。でもやりたい。やりたいからこそ、何かを目指さなければ面白くない。アマチュアが集まると、技術も意識も使える時間も一人ひとり違う。お客さんにも何かを伝えたい。そのジレンマ。

おそらく、団体が短期間で技術的に向上する方法はひとつしかありません。人を入れ替える。団体名が一緒でもプロ並みの技術がある人を入れれば団体の音が変化する。今年の横浜ベイスターズのようなものですね(笑)。でも、もちろん我々のオーケストラでは現実的なことではないし、それじゃあまりにも面白くない。音が良くなってなんなんだ、と言う感じ。

ということは、積み重ねるっきゃない。毎回の練習で先週できなかったことやわからなかったことを、理解する・できるようにする繰り返し。その延長線上として、毎回の本番ごとに団員一人ひとりが成長していく。自分が成長するにはどうすればいいか、他の人が成長するにはどうすればいいかを考えて練習をする。同時に、お客さんに楽しんでもらえるような曲目や演奏会にする。曲目には団員が成長するために、少しだけ背伸びした曲を選曲する。

ゴールデンウィークの最初の日にのだめカンタービレを見た。何か目標を到達しても常に今より上のレベルを目指し続けなきゃいけないんだ、みたいな結論(物語としては若干強引だった気がするが)だったけど、まさにこれはプロとかアマチュア関係なく、どんなレベルの音楽家にとっても同じなんだと思う。

月並みな話ではあるんだけども、この部分が我々のオーケストラに足りない部分なのではないかと思った。もちろん自分自身にも。

次はマーラーの復活をやります。おそらく人生最大級の曲。規模も長さも音楽的にも好き度もすべての面で。少なくとも1stティンパニをやるのは人生最初で最後でしょう。楽しみであると同時に、どこまで出来るのか怖くもある。後悔しないように、やれることはすべてやろうと思う。