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バイタリティとは?

バイタリティのない男性たち(DESIGN IT! w/LOVE)

このエントリーは面白かった。昔のことはよくわからないけど、そういう部分はあるんだろうと思います。

P.19
植民地であった朝鮮のピョンヤンで敗戦を迎えたのは、十三歳の夏でした。その日からはじまる日々は、私が思い出したくない記憶として封印されていました。そんな暮らしのなかで、心やさしい人びとは次々と倒れ死んでいきました。
他人をおしのけてでも前へ出る、そんな強いエゴをもた人間が生き残って帰国できたのです。

歎異抄の謎(五木寛之)

最近、こんな本を読みました。戦争や災害のような生きるか死ぬかという状況になったときに、他人をおしのけてでも生きる。人間のバイタリティというのは、こういうところが基本なのでしょう。

今の社会でもバイタリティがある人は、そういう部分を少なからず持っていて、個人的にはあまり好きではありません。自分を押し上げるために(生きるということは達成されてるので)、他人を蹴落としたり、ルールを無視したり、私の周りでもそういうことをする人がいます。もしそれが、「バイタリティがある」というのであれば、今の社会の枠組みの中ではどうなのかなぁとか。

まぁ、何かを達成するためにはそこまでやらなきゃいけないのでしょうけど、もし、昔「バイタリティ」があった人が多かったのであれば、そんな時代には戻りたくないと思ってしまいます。良くも悪くも、社会が成熟したんじゃないかなぁとか。

彼らもパワーが無いわけじゃないと思うんですよね。もし問題があるとすれば、バイタリティ云々ではなくて、それを発揮することができにくい社会構造だと思うんですけどね。元々パワーが「大」の人は構造を突破しますが、それも大小あるので、「小」でもパワーがある人が発揮しやすい構造になって欲しいものです。「小」も数集まれば国の力となりますから。

ちょっと、元のエントリーとは違う話になりましたが。

歎異抄の謎 (祥伝社新書)

歎異抄の謎 (祥伝社新書)