読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

すべて終了

昨日は吹奏楽の演奏会。幹事をやって、打楽器のアンサンブルもやって、編曲もやって、本番で指揮もして、プレーヤーとしても参加して、目の回るような一日でした。結局、朝4時まで飲み、夕方17時まで寝てたというぐーたら生活。

今回は、あまりにも色々あったので、個人的にはあまりよろしくない精神状態と重荷の状態でやっており、心から楽しめた1日ではなかったところが残念ではあったけど、大きな事故も無く、そこそこお客さんも入ってくれ、アンケートの回収率も上々、結果は良かったように思う。

色々あるけど、今日は指揮について書いてみようと思う。

今回は、本番で初めて指揮を振りました。25分くらいの曲で、しかも自分たち編曲したという、まさにゼロから作り上げたような状態で、またこれが面白い。

アプローチとしては、当初の練習は、譜面自体がさらえてないため、繰り返し練習と音楽的なポイントだけ指摘、残念ながら打楽器のことしか技術的要素はわからないので、パート練習をお願いして、さらってもらうようにしました。

ある程度、形が出来てきたら、リズムのポイントと音程、バランスを整え、演奏を聴きながら作っていくことにしました。やはり音楽的要素が足らないので、スコアを見ていても、細かいポイントがよくわからず、やりながらあっちが出たら叩いて、こっちが出たら叩いてみたいな風にやってみました。指揮を振るときは、その指摘した部分をできるだけ棒で指摘して、言うだけじゃなく徹底するように努めました。本番でもほとんど同じことをして、少なくとも演奏者に忘れさせないようにしました。

アマチュアは音楽的ポイントがよくわからないので、全ての音を一所懸命に出そうという傾向があります。そうすると、ただ音符の羅列になったり、変化が無かったり、うまく吹けなかったり、そういうことになる。だから、重要なところを指摘して、後は捨ててもいい、と言うことによって、全体としては音楽に近くなったりする。一般的な根性論的に言うと批判されるような気がしますが、プロの演奏家も一人一人はやってることなんじゃないかと思うのです。どんなことでも、本当に押さえなきゃいけないポイントというのは、それほど多く無いんじゃないでしょうか。

その結果、見事にみんな応えてくれ、本番は最もいい演奏になりました。正直、最初はここまで上手くなると思わず、楽しくうれしかった。メンバーの中には、自分の中では挑戦となるパートをやってくれ、見事にやり遂げてくれた人もいて、それが本当にうれしかった。

まぁ、もう一生本番で指揮をすることは無いと思いますが、無数にある課題を挙げるとすると、本番で練習以上のものを引き出す指揮をすること、どちらかと言うと無難に全体をまとめようとしたこと、あと今回の楽団のみんなは私の言うことをよく聞いてくれたので、特に反発が無かったこと、などでしょうか。本当に指揮をするということはもっと難しいことのはずです。

それから、オーケストラで練習の指揮をするときもそうなのですが、指揮をするということは、全てわかってるような錯覚と全能感を持ってしまうという「毒」があると思います。演奏者に戻ると、自分の言ったことができないことに愕然とします。この仕事あまりやりすぎないようにしようと思いました。

いい経験させてもらいました。ついてきてくれた皆さんには感謝したいと思います。ありがとうございました。さて、ひと段落したので、仕事やホームページなど色々シフトしてまいります。