仕事に編曲に指揮に打楽器演奏に

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3連休は合宿に行った。2日目は快晴、河口湖だったので富士山が大きくきれいだった。去年はあそこに登ったんだなぁと思うと、不思議な気分になる。

今回の演奏会では、オーケストラから吹奏楽の編曲をした上、その曲の指揮もしてしまうため、やることが多い。編曲は昔から小さい譜面はやっていて、いつか演奏会でやってみたいと思っていたので、なかなか楽しかった。自分で編曲できる最大の利点は、メンバーの顔を見ながら譜面を書けること。合奏してみてちょこちょこ書き換えたら良い結果が出たところが多かった。クラシックでは、作曲家が書いた譜面が絶対だし、素人が譜面を書くことについて嫌悪感を持つ人もいたが、現代も過去も音楽をやっている現場というのはこういうもんなんじゃないだろうか。

指揮者に関しては、自分は絶対に向いていないと思っていたが、最近は音を聴くと色々なことが頭に浮かび、合宿だけで、6時間以上合奏をやっていたにもかかわらず、時間が足りない。何でもやってみるものだ。少しずつ慣れてきたのか、音程の違いも気になるようになってきた。音感は無いと思い込んでいたが、どうもそうでは無いらしい。緊張感が神経を磨いてくれているのかもしれない。

まずは、音程とリズム。吹奏楽の場合、リズムを合わせるのはそれほど難しくないらしいが、倍音が少ない管楽器の場合、人数が増えるとやはり音程が難しくなる。ただ、意識をするとしないでは大違いで、間違いを指摘すると意識するようになり、ずいぶん変わる。オーケストラの場合は、リズムも苦労することが多いように思う。これは弦楽器と管楽器の音の出し方が大きく違うからではないか。また、弦楽器の音符が多すぎるため、まずはそれを弾くことに必死になり、時間の流れがおろそかになるように思う。

後は、フレーズが大事なのではないか。西洋音楽の場合、かならず目標地点が存在し、そこに行き着くまでに山や谷が、小節数などのある法則性で存在する。その部分をわかってやるとやらないとではメロディの面白さが違う。どうしても譜面を吹くことだけに固執してしまい、無味無臭のフレーズになることが多い。

後はフレーズの転換による音色の違いや、音の長さ、息のスピードなど色々気が付いたところがあった。おそらく、素人楽団だからそういうチェックポイントで時間が無くなっていくのだと思うが、それが全てできている上での音楽作りというのはまだ私がイメージできていないように思う。それから、振る曲を合宿で通してみたところ、本番での指揮者の役割のほとんどを達成できていなかった。これではイカン。俺自身がただ振ってるだけになってしまう。

本番まであと1ヶ月。私がどこまでできるかにかかってるようにも思う。もう少し突き詰めていってみることにする。