危ういよねぇ

オーケストラをやりたいと思ったら、一人でオーケストラにはならないので、どこかの団体に所属しなければなりません。そういう団体にもう15年ほどいると、色々中身が見えてくるようになりました。

この団体が、見えれば見えるほど、本当に危うい(笑)。もうね、微妙なバランスなんですよ。演奏会をできているのは一部の無償で働く人たちのおかげです。彼らがもうやらないと言い出したら、とたんに演奏会が開催できなくなる。生活がかかっているわけでは無いし、なぜやっているのかと聞かれてもおそらく明快な答えができないような感覚で動いているんです。もしかして、ただ演奏している一人ひとりもそうかもしれない。全員がそうだと思っちゃうと、私から見ると怖くてしょうがない。

だからこそ、「なんだかわからない集団」が盛り上がって楽しそうにしているとうれしいんですけどね。きっと最終的にはそういうことのためにやってるんでしょうね。

ふと、実は会社も日本も地球もそんな危ういバランスで成り立ってるのかなぁと思いました。たいそうな名前をつけたところで、ほとんどは実態の無いもんです。形式的にしていれば、形があるように思いますけど、形式だって誰かが作ったもので、ちゃんと考えて作られているかなんてわかりようがない。人は入れ替わるんだから、何十年も同じような状態であるはずがない。

そう考えると、そういうものにこだわったり、存在するものと思い込んだりするのはヤバいよなぁと自戒したわけでした。