アメリカ。

昨日はみなとみらいホールに神奈川フィルの演奏会に行ってきました。


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神奈川フィルハーモニー管弦楽団 第250回定期演奏会
[指揮者] 現田茂夫
[共演者] ピアノ:小川典子
バーンスタイン/「キャンディード」序曲
ガーシュイン/ピアノ協奏曲へ調
コープランド/交響曲第3番

指揮者の現田茂夫さんが常任指揮者を降りる演奏会で、お話があったり、こんな意欲的なプログラムなわけだね。ガーシュインのコンチェルトが大好きだし、コープランドも聴いてみたかったので行ってみました。

まずキャンディード。全体としては、佐渡裕の1拍子的な演奏を聴き慣れているせいか、2拍子で演奏されると2拍目が強く感じられてしまい、なんか芋っぽい曲に聴こえてしまいます。時折変拍子が出てきますが、基本的に1拍子の曲だと思うんですよ。そうじゃないとスピード感が出ない。まぁ普通にやったらこういう解釈になるのかもしれませんね。

ガーシュウィンはやっぱりいい曲。ラプソディインブルーよりこっちを演奏して欲しい。以前の山下洋輔の演奏が衝撃的だったため、普通の演奏に聴こえるのがまた新鮮。これはこれでいいですね。個人的な好みとしては、ガーシュウィンの甘いメロディをもう少し甘く演奏してもらいたかったです。

実はコープランドは生まれてはじめて聴きました。これはいい曲ですね。4楽章は「市民のためのファンファーレ」から取ってるんですね。この間やったけど、木管なんかもあるから、こっちやったほうが面白かったかも。すげー楽しそうな曲。やってみたいっすよ。

コープランドは一部分のフレーズで聴かせる作曲家じゃないですね。各フレーズだけ取ると無機質でメロディ感が薄いのですが、全体の視点で見るとフレーズ感が豊かで、「あ、実は古典的な曲なんだ」と思わせてくれ、最終的にはメロディメーカーの作曲家の曲と同じような印象を持ってしまいました。実はガーシュウィンとの組み合わせは良かったのかもしれない。あと、アメリカの映画音楽はかなり影響を受けてますね。先のバーンスタインもそうだし、J.ウイリアムスもしかり。聴いたことのある和声進行、曲の展開がたくさんありました。

神奈フィルは、金管が結構鳴っていました。もっとダークな響きの場合はどうなるか、ちょっと神奈フィルのマーラーを聴いてみたいと思ってしまった。しかし、弦楽器の鳴りがいまいちなので、その部分は?ではありますが…。前から6列目だったのですが、1stヴァイオリンのズレっぷりってのはもう(失礼)。結構近いとシビアですよね。がんばっていただきたいです。期待しております。

結構楽しめた演奏会でした。また神奈フィル聴きに行きます。