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欲について

人間の欲というのは、生きるために存在する。だが、基本的に生きる「だけ」ならば、多くの人が特に大きな苦しみもなく食べていくことができる*1。だからこそ、生きるための欲望が生まれて来ず、働く意欲が生まれなかったりするんだと思う。

自然界の掟であれば、生きる意欲が無い動物は残念ながら生き残れない。日本でも戦争中や過去にもそういう時代はあったんだろうと思う。だから、苦労はしたほうがいい、苦しい時代があったからこその今という理論は理解はできる。

そう考えると、何のために生きているかというのはそもそも意味なんて無く、生きるためにどうする、と思うところが自然界の掟には合っているのではないかと思う。生きるためにどうする、というのは動物的な欲であり、自分の今やりたいと思う「欲」を前面に出していかないと、生きることすら危うくなるのではないだろうか*2

だから、現代はやりたいことをやる、ということがとても大事だ。それがその人の生きることになるからだ。戦時中、貧しくて、食べることもままならなかった時は、まず食べること、安心して生活することが生きることであったのかもしれないが、その価値観は残念ながら現代にはおそらく戦争か天変地異でも起きなければ復活することは無い。

今の私は戦時中だと真っ先に死んでしまった類の人間だろう。だから、私が「あちら側」に行くには、そういう意味での欲が必要だと思ったわけだ。

でも、本当は今ここに生きていること自体奇跡的なすごいことなんだけどね。それは自分の両親に感謝しつつ、新たな生命力を育んでいくようにしましょう。

最近読んだ本

言われた仕事はやるな! (朝日新書)

言われた仕事はやるな! (朝日新書)


この人は多くの人には参考にならない。脳みその質から色々な面での覚悟、経験、そして母としての強さを持ち合わせている。ただ、ポジティブなマインドや、自分で考えるという意味での「言われた仕事をやらない」というのは共感できるレベルのものだと思う。

*1:今のところはだが…

*2:理性を失った「欲」という意味ではない