敬意と感謝

問題が起こることはよくある。もちろん、起こらないにこしたことはないし、みんな起きないようBestを尽くしているわけだが、どうしても起きてしまうのはしょうがない。そして、必死に問題を解決する。そして、それを情報共有し、振り返りを行う。ここまでは当然のことだ。

問題にはレベルがあり、どれだけの人に影響があるのか、どれだけ復旧に時間がかかるのか、その他諸々で深刻度が決まる。にもかかわらず、我々の周りでは、「問題」が起こっただけで大騒ぎになるのだ。そのため、問題の深刻度が低くても、担当者へのダメージは相当大きい。

梅田さんの著書などを読んでいると、シリコンバレーではポジティブな発言が多いという話があるが、起業というスケールが大きいことだけでなく、小さなことでも同じではないかと思うことが多い。問題は問題。でも、それはあくまでその人がこれまでしっかりやってきてくれた上での問題が出ただけで、それまでのその人への敬意は絶対に忘れてはいけない。

日本人は基本的に減点法で考えるので、減点された部分ばかり焦点を当てて、その他については「当然」という意識が強い。そうではなくて、その人がやってきたことをありのまま見て、それについての敬意と感謝を言葉に出して伝えなければ本当の信頼関係と楽しい仕事は生まれないように思う。最近、色々なしがらみに苦しみながらも、そもそもそういうしがらみはこういうところが足らない面もあるから発生するのではないかと感じている。