水面から顔を出そう

なんだか思春期のような業界だけど、世の中の本当の変化の速度を見つめながら、そこに関わり続けていかないといけないなと思う。遅いけれど、しかし着実に変わってはいる。10年後とかにふと振り返ると、随分違う場所に来たな、と思うだろう。そういう着実な変化の一端を担う仕事がしたいものだ。

表向きには、インターネットにも流行というのがあって、セカンドライフのような一時期「これは来る!」と思われていたものが、少し下火になったり(私は将来もう一度波は来ると思っているけど)、技術的にもあれだけ話題になっていたものが名前を聞かなくなったり、逆に定着してしまったり。そういう意味で、「思春期のような」というのはその通りだと思う。

私自身、インターネットに触れ、このようなBlogを書くようになってから、考え方がどんどん変わっていくのに驚く。人間誰しもこういう時期があるのかもしれないと思いつつ、ここ2〜3年の内面の変化は以前に無かったことだと感じる。人間的成長とは別のところで感覚の変化が起きている。まだ外見上はわからないと思うが、表向きの変化よりも、このような水面下で起きている変化こそが変化と言えるものなんだろうと思う。

変化が早いというは、目に見えて新幹線が目の前を通るかのような早さを想像してしまうが、変化は起こってから気づくものであって、「今振り返ってみたら早かったな」とか「いつの間にこんなものが!」と思うものだ。だから、変化についていくというのは、自分自身も一緒に変化していかなければならない。そうしないと、気が付いたら目に見えない新幹線に乗り遅れていることになる。

まだ会社での私の周辺では、水面から氷山が顔を出していない。残念だが、若い人たちが自己主張できる環境ではないため、やむを得ないのかもしれない。今はあまり面白くないけど、そのうち面白いことになりそうな気がする。5年後?いやいや、もっと近いぞきっと。

こんなことを考えていたら、こんな記事を思い出した。

たった10年かよ!って、よくよく考えれば当たり前だけど…。誕生から10年とはいえ、数年前には、XMLなんて何に使うの?状態で、とりあえず設定ファイルか?なんて言ってたのを思い出す。今はRSSはもちろん、Webサービスや、仕事でも当たり前のようにXMLを使っている。

よくよく考えると、10年間BLOGを書き続けている人はいないんだよな。Web上で日記を書いている人はいると思うけど、BLOGという形式になったのは最近だし、一部のBlogが既存メディアを凌駕し始めたのもBlogという形式になってからだし。私がおじいちゃんになれたとして、今書いているBlogを見てどう思うんだろう。それも楽しみである。

過去の歴史は、国家単位や会社単位での変化が中心だった。今のような末端の人間からこれほど変化を感じられる時代って他にあっただろか。これからが本当に楽しみだ。