好きなことをやるには

ポール・グレアム「How to Do What You Love - 好きなことをやるには」(英日対訳)
全て示唆を与えてくれる文章だ。やはり好きなことをやるには、相当な苦労が必要のようだ。そして一番最後の言葉。

どちらのルートを選ぶにせよ、それなりの苦労が伴うことは覚悟しておこう。
好きな仕事を見つけるのは本当に難しい。ほとんど誰もが失敗している。
仮に見つけられたとしても、30、40代そこらで好きなことを自由にやれるようになるなんてことは滅多にない。
でも、今この目的地が視野に入っているなら、達成できる見込みは高い。
仕事を好きになっていいと分かれば、もうゴールは目の前だ。
そして、どの仕事が好きなのか分かっているなら、もうあなたはゴールしたも同然だ。

30代40代で好きなことを自由にやることなんかできない。結論を急ぐ必要は無いのだ。まず今できることをやらないと40代どころか明日も無い。

今日のプロフェッショナルでは坂東玉三郎さんのこんな言葉があった。

遠くを見ない。明日だけを見る

毎日舞台に乗り、そのために生活をしている玉三郎さん。歌舞伎に限らず多方面で芸術性を発揮しているのは、そういうポリシーがあるというのも理由であろう。

これは、好きな事をやらないほうがいいと言っているのではない。すぐに結論は出すなということだ。私もこれは肝に銘じておきたい。現在は、昔のように、耐えて耐えきれれば年功序列で給料が上がっていくという時代ではない。それなりのパフォーマンスを発揮できなければ、給料に見合う社会貢献などできない。好きなことをやれば、それだけパフォーマンスが発揮しやすいということだ。そのためにも、日々の継続と、好きなことをやれる土壌を育てていくことも同時にやらなければならないのだ。

その目的と過程と結果が合わさって初めて「好きなことをやれる」のではないか。