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あすなろ物語

映画と夜と音楽と…[350]「待つ女」と「追う女」/十河 進(週刊デジクリ)

──あすは檜になろう、あすは檜になろうと一生懸命考えている木よ。でも永久に檜にはなれないんだって! それであすなろうというのよ。

あすなろ物語は読んだことが無いが、この一説はとても胸に響く。やはり未だに檜になろうとしている自分がいるからだ。

実際はそんなことには程遠く、何かに言い訳して何もしていない自分がいる。具体的な目標を掲げられない自分がいる。檜にはなれないかもしれないが、もっと上へ地面深くへ成長していくことは出来るはず。成長の喜びは他人との相対ではなく、過去の自分との相対だ。檜には檜のやれることがあるが、私には私のやれることがある。

そう信じて行動していくしかない。