クラシック音楽の世界の特殊性

クラシック音楽を志すには、大抵音楽大学に入るわけですが、音楽大学を卒業できたとしても、全ての人がプロとして生活していくことができるわけではありません。毎年多くの人が普通の企業に就職することになるわけです。一般の社会とは違う、厳しい世界ということでしょう。

ただ、最近、本当に特殊な世界なのか疑問を持ちました。確かに専門の勉強は必要ですが、それは普通の会社に入っても同じ。業務固有の専門性は必ず必要です。音楽は子供の頃からやっていなければ大成できないと言いますが、例えばSEの仕事でも、子供の頃からコンピュータに触っている人は大成するわけです。

また、音楽の仕事は人前に出て、注目されると言いますが、それは上位の一部。一般の社会でも上位の一部は有名な人がたくさんいます。

そう考えると、大きな違いは「需要」だけじゃないでしょうか。需要が少ないから厳しい世界なだけ。もし、各町に1つのオーケストラがあり、日本全国に何万とあって、それぞれ所属するだけで生活できるとすると、私も演奏家になってたかもしれませんし、ここまで厳しい世界だとも言われないでしょう。

音楽やスポーツに限らず、何でも子供の頃から勉強すればいいのではないかと思います。確かに華やかな世界ではありますが、どんな分野でも上位の人々は収入面でも注目面でも華やかになる可能性はあると思うんです。

そう考えると、自分の子供に何かをやらせるのであれば、音楽やスポーツ以外の何かを小さい頃からやらせたいと思う今日この頃です。