養老 孟司 玄侑 宗久 脳と魂

養老 孟司 玄侑 宗久 脳と魂

養老孟司さんの主張は本当に面白い。完全に思考停止して「信じきっていた」常識をまったく違うというのだから考え方がひっくり返りそうになるわけです。その主張は仏教に相通じるものがあり、この対談二人は合っていると思った。

我々が取り巻いている多くのものが「わからないもの」で覆われているという前提は、実は現代社会に生きていると遠い世界だと思う。科学もくそもなくなるし、これからの人生どうして良いかわからなくなるんじゃないかと思う。現代社会で勝ち上がっている人は、この考えとは逆を考え、目標をはっきり持ち、人を蹴落としてでも上に上がっていく。こういう人が勝ち組なわけで。

でも、読みながらそんなことを考えると、それって本当に勝っているのか疑問に思う。その先に一体何があるんだろうか。少なくとも私には見えない。

そんなわけで、最近私は現代社会で成功するのは無理なんじゃないかと感じ始めていた。そんな甘っちょろいもんじゃないと。でも、このような本を読むことで、何が成功なのかを考えていくうちに、成功を収めることは出来るんじゃないかと考え始めている。

その考え方ですごく共感したのは、梅田さんのエントリー

好きなことをやって社会に貢献することが出来るのであれば、それに代わる喜びは無い。これは収入ではない。未来に少し光が見えた気がする。