技術を超えた何か。

最近思う、音楽を演奏する目的。

というのは、自分が音楽をやっている目的ではなく、そこで音を出す目的です。こう譜面が書いてあってどう出すか。

技術というものは基本があります。基本は大事でそこはおろそかにしてはいけない。でも、基本をやるのが目的ではなく、その向こうに何かが必ずある。それをやるために演奏しているはずなんです。

でも、我々素人はそれ以前に思考停止になる。自分本位にやったり、他人の目を気にしてやりたいことができなかったり。やはり一番目的と合わないのは、自分本位になること。他人の目を気にするのも、所詮自分を守るためであって、他人のためではない。

やはりいつも自分達の演奏を客観的に見ることが大事だと思う。その中の一部分に自分はいるだけであり、自分がいるところから聴こえる音は実は重要ではない。客席で聴こえる音が一番重要。いつもその視点で演奏する必要があるように強く感じます。

でもそれは、私の脳のロジックとしてはまったく別のものになっているようです。常に意識しなければそのような指向を持つことができない感じがします。一度どう思われるかというものを払拭し、もう一度曲と向かい合い、演奏に立ち向かおうという気が起きてきました。いや、そうしないと音楽は面白くない。進歩も無い。そう思う今日この頃です。