大野和士さん

NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 トークスペシャル Part2

指揮者の大野和士さんが出てました。とても興味深い話をたくさんしてくれ、勝手に地味だと思っていたイメージを払拭してくれました。

  • 日本人として。

イタリア人にとってはドイツ音楽は遠い。ドイツ人にとってはイタリア音楽は遠い。日本人だとどれも同じまな板の上に乗せられる。

その文化に根付いていないとわからないこともありますが、遠くから見るからこそわかることがある。曇りの無い心で物事と対峙できることは大変有利に働くと思います。最近、西洋人の考え方の中には、いい意味でも悪い意味でも思考停止部分がたくさんあるように感じていて、日本人が特殊という意味ではなく、対等な立場で見たとき、ある意味客観的な見方が大きな武器になるような気がしています。

  • 目標は何か。

どこの楽団を指揮するとかではなく、一つ一つを深く追求し、聴衆とそれを分かち合うことが目標。それを目標とすれば道は長いし、到達点も無い。

これは大変深いです。どこに所属するとか、収入を得るとかというのは大変他力本願な願いじゃないかと思うことがあります。自分で100%できることは、自分が今やっていることを深く深く追求すること。それがまた楽しさになる。私も是非そういう姿勢で生きていきたいと感じました。