国境の南、太陽の西。村上春樹

村上春樹なのに、現実的な話の展開。この本を手に取ったのは、タイトルが漢字だったから。今思うと、無意識に空想的な世界を避けていたのかもしれません。内容は自分の近くで起こっていそうな出来事のようでした。主人公に乗り移って読み終わりました。

過去に残してしまったもの。後悔はたくさんありますが、過ぎ去ってしまったことであり、私は残してきたとは思っていません。それよりも今どうするかの方が私にとっては重要です。

でも、その分、今あるものを、今ここに残していきそうな予感はあります。それが数年後に現れたらどう思うんだろう。やはり残しておくべきではないのか。自分の中でけりをつけておく必要があるのか?考えてしまいました。

それから、高校のころに仲が良かった友人のことを思い出しました。彼はこの主人公のような人間でした(笑)。行動でなくて言動が。きっとこういう小説をたくさん読んでたんだろうなぁと推測できます。今は何してるんだろう。一度携帯を無くしてから連絡先がわかりません。久しぶりに会ってみたいと思いました。