演奏が変わらない

ずっと本を読んでいるせいか、考え方が変わりつつあるのを感じてはいても、自分の演奏は全然変わりません。思考のような部分ではなく、もっと深い意識が体を動かしているんでしょう。下手くそすぎてがっかりします。

練習が足りないのはもちろん、自分の演奏が何を目指しているのかというのが不明確。ってこれ以前にも書いたような。打楽器ってそういう意味で難しいんですよね。突き詰めるというのは大変微妙な差であり、わからない人はやっている人であってもわからない。もちろん、物理法則に法っているんですが、そんなたくさんのことを考えながら演奏なんてできません。理屈ではないと言うことです。

私の知り合いが、楽器の演奏は完璧があると言っていました。全てのチェックポイントを完璧にこなせば完璧な演奏ができると。その当時、私は理屈は理解できるのですが、いまいちピンと来てませんでした。でも今は、それは違うとはっきり言えます。完璧って何でしょうか。完璧なんて定義できませんし、完璧が存在するのは人の意識の中です。つまり、存在しないということ。

また、超一流のプロフェッショナルたちが、おそらく数千、数万もあるチェックポイントを意識的にこなしているとは思いません。それは、非常に感覚的な世界であり、これも理屈ではありません。物理的に経験則で分析はできますが、脳が体がなぜそのように動くのかという根本的な部分に触れることはできません(少なくとも今は)。

そう考えると、私の根本的な部分はまだまだ変わっていないということ。演奏の方向性が変わり始めたとき、私が根本的に変わり始めたと思っていいのかもしれません。

まずは練習、練習っと…。