プロフェッショナル 仕事の流儀本

プロフェッショナル 仕事の流儀〈7〉(本)を読みました。

その中で、1回の食事で5万円という料亭の料理人、徳岡邦夫さんの言葉から。

人間の能力って100%あるのに、80%しか使わない、行動しないと、100%の能力がキュッて縮んじゃうような気がしますね。だから、いつも101%とか102%とか、そういうギリギリの危険の淵に立つんです。もういつ落ちるかわからないっていうときに、プッと能力が膨らむような気がします。

日本人は「がんばる」という言葉が好きです。常にベストを尽くすという意味ではいいと思うのですが、一歩間違うと120%やらなければいけないかのような錯覚に陥ることがあります。

そこで、101%とか102%を目標にすることで、ダメだと思ってもあと1歩やればいいんだ、という余裕が生まれるような気がして、私は少し気が楽になりました。多分、もう一歩やってみると、実はそれは101%ではなくて81%しかやってなかったんだ、と気づいてもう一歩二歩やれるようになるのではないでしょうか。

カーデザイナーの奥山さん、将棋の羽生さんは確かにすごいのですが、すごすぎで普通以下の私にはイメージしにくかったのです。徳岡さんは少し目線が下で、共感できる言葉がたくさんありました。羽生さんを目当てに買い、徳岡さんのことは知らなかったのですが、本の中とはいえ思いがけない、いい出会いがあるものですね。