多様性と勝負

今日はBrutusを読んだ。茂木先生の特集だ。

茂木先生はよく多様性について話す。その時によく思うのは、もちろん色々な人がいて色々な考え方があるということはもちろん、自分は自分でいいんだ、ということだ。それは別に自分が一番偉いとか、そのままでいいということではなくて、自分が信じて考えるとおりに動けばいいんだ、ということ。

そう考えると、自分は孤独なんだと思う。会社に行くと、日本特有の右に倣え的な雰囲気、モノを作れる人は下に見られる、それこそ多様性を認めない、などの考え方に触れ、どんどん自分との距離が離れていくように感じる。それはそれで寂しい。周りとの結びつきが少なくなるのだから。

羽生さんとの対談では、こんな話が。

羽生:勝負をつけるだけなら、あまり将棋をやる意味がないと思うんですよ。

茂木:ですよね、さいころを振ったっていい。

羽生:本当にそうなんです。ジャンケンでもあみだくじでも何でもいいじゃないかということになっちゃう。

確かに。勝つことがもちろん目標ではあるんだけども、それだけじゃないから面白いんですよね。最近、自分は負けず嫌いだということに今更ながら気づいた。いや、わかっていたのに目を背けていた。勝ち負けなんかくだらない、そんなことに惑わされてはいけないと思って行動してきた。

でも、それは負けたくないからの現れだし、もし負けず嫌いがトリガーで何かできるようになれば、それはそれでいいのではないかと思うようになった。

この本を読んでいると変な気分になる。考え方が違いすぎてどこかトリップしてしまった。本を読むのはこういう所が楽しい。